「ゆとり」とは、通常、35年返済で借りても初めの5年間は75年返済で元利合計を出しますので、月々の返済が通常の返済金額の半分くらいにしかならない制度です。「ゆとり」返済では、20年返済の元利均等と比べますと、明らかに半分以下です。35年になりますと元利均等の73%くらいですので、6年目からはそんなに増えません。しかし、この「ゆとり」は、公庫融資の収入限度である、月々の返済額の5倍を超えなければならない、という基準からすると、それだけ「ゆとり」のほうが同じ収入では多く借りられるわけです。特に若い人にとっては、収入のわりには多く借りられるので物件選びの幅がある、というメリットがあり、場合によっては、通常銀行などが融資の限度としている物件価格の80%を超えてしまうのです。しかし、それは、「ゆとり」が、「ステップ」に改廃されれば、少し不利になりますし、「特別加算」が減っても不可能です。それでも、公庫がだめなら年金があり、それでも足りなければ財形、自治体融資がある、というように考えれば、今のところは非常に恵まれた「マイホーム取得の環境」にあるといえるのです。
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